SKYMAN PILOT| スカイマン パイロット

skymanpilot1202

腕時計のルーツ、パイロットウォッチ

人はいつから時計を腕にはめるようになったのか。日本がまだ戦国時代であった1571年、エリザベス1世が腕時計を献上されたという記録がある。しかしそれから300年以上、腕時計は女性のものであり、男性は懐中時計を使い続けた。男性は外出するので、当時の脆弱な時計は、普段はポケットに入れて保護すべきだという理由らしい。

この流れが変わったのは19世紀末から20世紀初めごろで、戦場の砲兵が緻密な連携砲撃計画を成功させるため、常時時計を腕にくくりつけておきたいという需要によるものだ。特に砲兵将校は馬上で指揮をとるため、懐中時計では使い勝手が悪かった。また1903年ライト兄弟の初飛行後、操縦桿を握るために両手を空けておく必要がある飛行士らも、時計を腕や太腿にくくりつけて使いはじめた。第一次大戦後には腕時計はむしろ戦う男のシンボルとして好まれ、普及してゆくことになる。

命を預ける相棒

飛行士らの時計に関しては、当時の航空機はまだ未発達だったため、コンピューターやGPSの支援を受けられる現代とは異なり、特有の機能がその腕時計に求められた。

まず航空計器は機体に搭載されていないか、あっても激しい振動のためアテにならない。飛行士たちは飛行時間を頼りに現在位置や燃料残量を推定したため、時計の精度も向上を求められたし、双方向回転ベゼルによる計算尺機能が付加された。

また操縦桿を握りながら時計を読むには、視認性が高くなければならない。宙返りをすれば上下の感覚も狂う。雲の中は暗く、雲の上はまぶしい。さらに機体が気密性を欠くため上昇に伴って操縦室内が減圧減温し、場合によっては室内や時計が曇ることさえありうるのだ。そこで、時刻が充分以上に読み取りやすい必要性は言うまでもなく、中にはあえて12時が斜め上にある配置とした腕時計もあったし、12時のインデックスを大きな三角形にする工夫もされた。また、減圧によって時計が破裂しないだけの強度も必要であった。

加えて、飛行士らは防寒用手袋を着用しているため、リューズが大きく回しやすい(かつ、できれば誤接触しにくいようガードされている)必要もあったし、石油やガソリンなど航空燃料が付着しても腐食しない材質である必要もあった。

そして航空機の発達に伴い、航続距離が延びたり夜間飛行が普通になると、時差に対応するための24時間針および世界時計ベゼルや、夜光時計も登場した。機体にレーダーが搭載されることで電磁波に強い耐磁時計や、逆に自身がコンパスを狂わせない、帯磁しない時計も必要となった。究極的には、宇宙飛行士のための時計までも登場することになる。

これらは、現代のパイロットらにはすでに関係なくなった話も多いし、一般人が自家用機を飛ばすわけでもない。にもかかわらず、腕時計自体の発達史と大きく重なるパイロットウォッチの進化と機能美は、なお多くの人々を魅了してやまない。ここにパイロットウォッチという、腕時計の一大ジャンルが生き続けているのだ。

03

ベゼルの角度をつけて立たせた構造により、正面から見るとケースいっぱいにダイヤルが広がる。視認性を重視するパイロットウォッチ独特のデザイン。

04

操作性を重視した大ぶりの8ミリ径のリュウズは、時計を腕につけたまま素早く操作ができる。秒針ハック機能は、飛行前に秒単位で時間を合わせることが必要なパイロットのための機能。

05

ケースバックはシースルー。過剰な装飾を排し、きちんと作り込まれた日本製ムーブメントがのぞく。

06

通常よりも厚手に作られたレザーバンドは、実用計器として耐久性が重視された結果である。その素材感はクラシカルなSSケースを引き立てる。


1940年代、大空で戦ったパイロットウォッチを再現

1900年頃に生まれたパイロットウォッチも、1940年代になるとパイロットウォッチとしての様式が確立された。大振りで頑丈なケース、視認性を重視したダイヤル、瞬時に時刻を把握するためのインデックスデザイン、腕に付けたまま素早く操作するためのリュウズなどは、各国の空軍で採用されたパイロットウォッチ共通の様式といえる。スカイマンパイロットも、この様式を忠実に再現した。

ムーブメントは信頼性の高い日本製三針デイト。パイロットウォッチらしく操作性を重視した大ぶりの8ミリ径のリュウズで、機械式時計に付きものの時間調整を、腕につけたまま素早く行える。また秒単位の時刻合わせを多用するパイロットウォッチとして、秒針規制機能(ハック機能)を搭載。リューズを操作する際に秒針を強制停止することができ、正確な時刻合わせを可能とした。

ケースサイズは文字盤の見易さ、視認性を考慮して大きめの43ミリを採用し、これが存在感の強さにもつながっている。さらに結露に耐える強化防水100mを確保、風防も無反射コーティングを施した頑強なサファイアクリスタルで、これまたパイロットウォッチらしさが守られている。そして従来よりもひとまわり大きい3時窓のカレンダーをはじめ、視認性を重視した蛍光針、長めのベルトなど、細部に至るまでパイロットウォッチとしての基本条件を強く意識した設計なのだ。

ケースバックはシースルー、レザーバンドは22mm巾の専用設計である。KENTEXウォッチの中でも22ミリ巾のモデルとしては「S601Mマリンマン」や「S683Mスカイマン」もあるが、「スカイマン・パイロット」のバンドはダブルステッチが生きてくるよう、このウォッチのために新たにデザインされたこだわりのパーツだ。


07

シルバー/ブラウンレザー(-01)落ち着きと気品がありながらシャープな印象を与えるシルバーダイヤルは放射仕上げ。ブラウンレザーのバンドがクラシカルな雰囲気の中に現代性を体現。

パイロットウォッチとしての視認性を意識した大きなアプライドアラビア数字と針(時分秒)にはそれぞれスーパー蓄光が塗布されている。

08

ブラック/ブラックレザー(-02)ブラックの精悍なダイヤルはマット仕上げ。視認性を重視したホワイトレターが揺るぎないプロの自信を醸しだしてくれる。ブラックレザーのバンドにホワイトステッチが映え、落ち着きのなかに躍動を演出する。


09

ブラウン/ブラウンレザー限定188本(-03)近年、人気の高いコニャック・ブラウンのダイアルは放射仕上げ。ローズゴールドのケースにブラウンレザーの組み合わせは、パイロットウォッチにドレッシーな雰囲気を与えている。

188個限定品でケースバックにNo.001/188~の限定ナンバーを刻印。

10

ブラック/ブラックレザー限定188本(-04)ダイヤルはマット仕上げ

人気のIPブラックを全身に採用。パイロットウォッチとして空中での反射を防ぐためにケースと文字板をマット仕上げとした、精悍なデザイン。

188個限定品でケースバックにNo.01/188~の限定ナンバーを刻印。また、この04だけの特典として、グレーのNATOタイプナイロンベルトが替えバンドとして付属する。さらにウォッチと替えバンドとをワンパッケージに納める04専用特別仕様ボックスが標準付属だ(他のモデルは通常のボックス)。


13

ナスコン/ローズゴールド(-07)ローズゴールドケースと茄子紺ダイヤルの組み合わせは高貴さを漂わせるクラシカルムードを演出しつつ、レザーバンドのさりげない紺色ステッチが現代のエレガンスを提示する。バックルもローズゴールド仕様。

14

ブラック/ブラックIP(-08)ブラックIPメタルバンドをスカイマン・パイロットファミリーに初投入。ケース、バンドからケースバックまでマットブラックでまとめており、ホワイトのインデックスと針が精悍さが際立つ。ステルスのような無機質さをパイロットウォッチを求めるあなたに。


16

マットグリーン/ブラック(-09)限定カーキ色のダイアルにオレンジの針とインデックスはアンティークな空軍を思わせるテイストが、アウトドア的な軽快感を加味。

レッドスレッドによるステッチが冴える型うち模様の入った厚めのカーフバンドとあいまって行動派を感じさせる一本だ。 スペアバンドとしてラバー製バンドも標準付属した188本の特別限定品。

17

マットブラック/シルバー(-10)マットブラックのダイヤルに青く光るインデックスはクラシカルなフォルムにクールさを加味。クロコダイル型押しバンドにはハトメ付き。


18

シャイニンググレー/シルバー(-11)放射仕上げのシャイニンググレーダイヤルとシルバーケースは、いぶし銀のような落ち着いた雰囲気。クロコダイル型押しバンドにはハトメ付き。

IMG_1160_800

シルバー/メタルバンド(-12)クラシカルなプロペラ機パイロットの飛行服を思わせる厚手レザーに対し、ジェット戦闘機のようにスマートで現代的。ビジネススーツだろうと半袖Tシャツだろうと違和感のない万能モデル。他にマットブラック(-10)、シャイニンググレー(-11)のメタルバンドもある。



スペック・仕様


スペック
ケース径 43mm
厚み 12mm
バンド幅 22mm
重量 80g (メタルバンドは148g)
ムーブ 日本製三針デイト自動巻き
秒針規制機能つき
21600振動、24石
手巻き機能つき
(追加限定05のみ24時間表示つきムーブメント)
ダイアル 放射仕上げ
インデックス アラビア植え字(スーパー蓄光)
ガラス サファイアクリスタル
バンド カーフベルト+スティッチ、ステンレスバックル
(メタルバンドはSUS316Lステンレス、両側プッシュ三つ折れバックル)
ケース SUS316L 高耐食性ステンレス ミラー仕上げ
防水性能 強化防水100m
その他 -03は世界限定 188個(シリアルナンバーつき)
-04は世界限定 188個(シリアルナンバーつき)
NATOタイプナイロンベルト標準セット
-09は世界限定 188個(シリアルナンバーつき)
-09はラバースペアバンドが標準セット

  • スカイマンパイロット S688X-01  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-01            日本製パイロットウォッチ

    シルバー/ブラウンレザー

    ¥27,000(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-02  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-02  日本製パイロットウォッチ

    ブラック/ブラックレザー

    ¥27,000(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-03  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-03  日本製パイロットウォッチ

    ブラウン/ブラウンレザー限定188本

    ¥29,160(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-04  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-04  日本製パイロットウォッチ

    ブラック/ブラックレザー限定188本

    ¥32,400(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-07  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-07  日本製パイロットウォッチ

    ナスコン/ローズゴールド

    ¥32,400(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-08  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-08  日本製パイロットウォッチ

    ブラック/ブラックIP

    ¥34,560(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-09  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-09  日本製パイロットウォッチ

    マットグリーン/ブラック限定188本

    ¥34,560(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-10  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-10  日本製パイロットウォッチ

    マットブラック/シルバー

    ¥29,160(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-11  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-11  日本製パイロットウォッチ

    シャイニンググレー/シルバー

    ¥29,160(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-12  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-12  日本製パイロットウォッチ

    シルバー/メタルバンド

    ¥31,320(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-13  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-13  日本製パイロットウォッチ

    マットブラック/メタルバンド

    ¥31,320(税込)

  • スカイマンパイロット S688X-14  日本製パイロットウォッチ

    スカイマンパイロット S688X-14  日本製パイロットウォッチ

    シャイニンググレー/メタルバンド

    ¥31,320(税込)