2015.6.25

対照的なデザインのダイバーズウォッチ

200m防水という点では同じ防水性能を持つ2つのダイバーズウォッチ。2008年に登場したマリンマン スーパークロノと、2012年に登場したマリンマン シーホース。防水性能は同じでも、そのデザインは全く異なる。

スーパークロノが発売された2008年は、時計業界的にも冒険的なデザインが好まれた時期である。その時期に発売されたスーパークロノは、高い機能性をデザインで表現する野心的なデザインを志向した。

2012年に登場したマリンマン シーホースは、末永く愛されるデザインでありながら、ISO6425(ダイバーズウォッチ国際規格)に準拠した本格潜水防水性能をクリアすることを目指して開発された。そのデザインは正統的なダイバーズウォッチのデザインコードを踏襲しつつ、セラミックベゼルや薄型デザインなどケンテックスらしいチャレンジを施した。

また、ムーブメントも全く異なる。スーパークロノは日本製クォーツクロノムーブメントを搭載。シーホースは日本製機械式ムーブメントを搭載した。

今回は、この対照的な2つのダイバーズウォッチのデザインを、細かく見比べてみようと思う。
機能性と正統性。志向は異なるが、ケンテックスのこだわりが生んだデザインだ。

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樹脂パーツを使い、軽量化と操作性の向上を図った。ステンレスと樹脂の質感を利用しつつ、全体の統一感と未来感を演出した。(クリックで拡大)

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正統的なダイバーズウォッチのデザインにまとめながら、薄さや着け心地にこだわった。快適な着け心地の本格潜水防水時計の実現は、開発者 橋本憲治氏の悲願だった。(クリックで拡大)

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現代的なデザインのクロノダイヤル。ダイヤル表面の精緻な装飾加工にもこだわりが現れる。(クリックで拡大)

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ダイバーズウォッチらしいダイヤルデザイン。サークル状の装飾に立体的なインデックスを配置。(クリックで拡大)

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まるで建造物のような立体感をもつラグとリュウズガード。(クリックで拡大)

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ラグからリュウズガードまで、なめらかな曲線で構成されている。腕へのフィット感は抜群だ。(クリックで拡大)

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ベゼルのまわりの樹脂製の滑り止めは、とても実用的で操作しやすい。(クリックで拡大)

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薄さと使い勝手の両立を目指したベゼル。ワイシャツの裾にもひっかからず、スーツにも良く似合う。(クリックで拡大)